人手不足と人材余剰が起きるIT業界。
おはようございます!
「R1飲んでからおなかの調子が良くなった」と、とある大物Youtuberの弟である同僚のSさんにお勧めをもらい、R1を毎日飲んでいる福井で頑張るSE小倉のよっちゃんです!
「これでお腹バッチリや!」と意気込んで、ガンガンお酒飲んでいたのですが、さすがにそこまではカバーできず、この記事を打ち込んでいる今、腹痛と闘っていますw(自業自得ですね)
さて、腹痛と言えば、前職はガッツリとシステム開発をしていて、納期や金銭のズレが無いように、システムが止まらないようにと様々なことで胃痛に悩んだものです。
そんなIT業界と少し離れて、今は社内SEをしているわけですが、ネットで記事を読んでいるとこういう記事をよく見かけます。
IT業界「人手不足」と「大量の人余り」が同時発生
最近の記事で言えば、Yahooニュースで「IT業界「人手不足」と「大量の人余り」が同時発生 これってどういうこと?」とネタが上がってたり、昨年末には「人材余剰は、2022年から始まる あなたは、今のスキルで生き残れるか? 三菱総研調査考察 第三弾」といった記事が上がっています。
それって、どういうことか?
そして、それを回避するには?
そんなことを考える今回の記事は、
8分で読めます。
内容を要約してかいつまむね
・2030年にはIT人材が45万人、人手不足になる
・10万人は人材余剰になる
経済産業省いわく、2015年時点で17万人の人手が不足していたようです。
今までもIT人材が不足していたけど、10年後は労働人口がもっと減っているし、さらに人材不足が加速するってことです。
それに関しては、どの業界でも同じように人手不足は起きているんだけれど、IT業界ならではの不可思議な出来事「人手が余る」ということが起きるようです。
ITは技術進化が早いので、日々勉強して、自学したり率先して新しい技術に触れていこうとしなければ、遅れていくという業界です。勉強嫌いが入るとシンドイ、そういう業界です。
僕はもともと勉強嫌いだったのですが、IT業界に入ったが最後勉強せずにはいられなくなったのです。
でもなんだかんだ勉強してきたから何とかなってますが、勉強を本当にしなかったら、技術は身につかずにダメになっていたでしょうね。
この10年の進化は2000年~2010年の進化に比べれば、比較的緩いですが、それでも十分な速さを変化を遂げています。
僕個人でも、クラウドサーバーで仮想ネットワークを駆使してできちゃう時代ですからね。
進化が早いのに勉強をしないとなったら、任せる仕事がなくなる、それがIT業界特有の問題です。
ネットではこんなことを言われている
元々IT業界は6次7次請けなどもあって、安くこき使われるIT屋もいるわけですね。
で、その安く使える「奴隷不足」なんだよね、ってことを言う人がいます。
安く使えて従順に「言われた仕事」をしてくれる。
そういう人を求めている企業はあるでしょうが、それだけで45万人不足が起きるかっていうとそうではないと思います。
仕事を与えられるほどの知識があったり経験があったりする人が減っているってことなんだと思います。
ある程度デキるようになっても、人の心を潰しがちな業界ではあるので、育った人材が流出していってしまうんですよね。
そのあとは、まったく別の職種につくか、IT業界じゃない別の会社で社内SEとして働くか、続けるかといった分岐をします。
だからこそ、「高単価だとしてもデキるIT人材」そのものが不足しているんだと思います。
勉強無くして未来は無し
昔から言われていましたが、生き残っていくためには超絶テクニックのある技術屋か、マネージメントを身に着けていかなければいけないと言われていました。
元々IT業界の仕事は「35歳定年説」なども言われていましたし。
僕はシステム開発スキル×経営スキル×ライタースキルっていうスタンスで生き残っていこうかなって思ってたりします。
(経営スキルもライタースキルもないけど、これからこれから。)
経営目線での開発者って多くはないですからね。さらにモノ書き出来たら、出来事を表現できる人材として生き残れる確率が高まるかと思って考えています。
さらには、マーケター分野の学問もグラフィカルなデザイナー分野の学問も少しはつけておかないといけないと思っています。
他分野だったとしても勉強は必要だと思います。極めるというよりは、知っておく程度にでも。
それは全ては自分を助け、人を助けられるのです。
これってIT業界だけじゃないよね
こうやって考えてみると、勉強が必要なのはIT業界の分野だけじゃないんですよね。
IT業界はその特有さである技術の進化の速度によって、それに追いついていけずに置いていかれる人材が10万人になると言われているということです。
しかし、他の業界でも進化の速度差はあれど、必ず同じようなことがやってきますよね。
技術は確実に進化に導き、より高い生産性をもたらすので、仕組みの導入は進んでいくことでしょう。
そして、勉強をしない人間はシンギュラリティを迎えるまでもなく、淘汰されると思います。
なぜなら何も知らない人間に、年齢だけ老いていて経験もない人間に頼めることなんて無いので。
僕はそのあたりは結構シビアに見ていて、信用できない人間には仕事を渡すことができません。だから、仕事を渡せない気持ちがとてもわかります。
失望させる仕事っぷりには、それ相応の仕事しか与えられなくなるので、全力で取り組まなければならないということです。(辛いけどね)
我々が生き延びるには
結局は勉強ですよ。そして、チャレンジです。最後に下請け体質を脱却すること。
時代の流れが加速度的に増しています。
日本は国際競争力を失っています。
その中で職を失わずに生き延びていくのは、絶え間ぬ努力と新しいものを取り込む柔軟さ。
言われたことだけをやるプレイヤーではなく、さらに+αの提案をする。
斜に構えることでも、カッコつけることでもなく、愚直にでも前に進もうとする姿勢が必要なんでしょうね。
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