ポップ・イン・ポップで今の時代にあったコミュニケーションをしよう。
おはようございます。
ゆとり第1世代(87年生まれ)の福井に育まれたSEの小倉です。
ほとんど、ゆとりの恩恵を受けていないのに「ゆとり世代」といわれる不思議。
※義務教育期間(中学3年生まで)にゆとり教育を受けた人がゆとり世代と定義づけています。87年生まれ世代は中学校3年生のときにはじまったので、ゆとり教育は1年間しかなかったというね。
さて、そんなゆとり世代やさとり世代と呼ばれる若い世代では、プライベートな時間を使ってまで、会社の人と同じ時を過ごすのを嫌う傾向がある人が多いです。
これは企業にとってコミュニケーションを円滑にするために必要なことができず、企業の困りごとのひとつです。
プライベート・パブリックをしっかり分ける性質
家族や友人・恋人とのプライベートな時間
社会で活動するパブリックな時間
これをしっかりと分けて考える性質が強くなってきた若い世代。
僕は割とこの辺がファジーになっていますが、例外さておき。
会社の人と過ごす時間はパブリック。その認識があるため、会社で「飲み会やろうよー」と言っても「それ、強制ですか?ww」みたいな感じになっちゃうんですよね。
その結果、集まる奴だけでやることになると、グループ間コミュニケーションが分断されちゃうんですよね。
だからと言って、今の時代、「強制だよ! 来いよ!」ってオラつかれても「先輩、それ、コンプラ違反っすw」って言われる世界。
そんなコミュニケーション問題に一石を投じる新しいコミュニケーション手法「ポップ・イン・ポップ」
その中間的なコミュニケーションの方法、それがポップ・イン・ポップ
このポップ・イン・ポップとは何かをご存知ですか?
多分、知らないと思います。というのも、僕の勤め先の社長が言っていた、オリジナルの手法なので。
でも、このコミュニケーションのあり方が面白くて記事にしました。
▼Googleさんでも出てきませんw(2019/02/21現在)
ポップインポップは、privateな時間とpublicな時間の中間的な時間を設けるスタイルです。
かつてのコミュニケーションの場においては、
先輩ニキ「〇時~△時にやるよ。」
後輩1「遅れそうなんですけど。」
先輩ニキ「ちゃんと〇時には来なよ」
後輩2「△時まではいられないんですけど」
先輩ニキ「ちゃんと△時までにはいなよ」
時間をバインド(拘束)しちゃっているんですよね。
そんな都合のつかない場に行きたくないんですよね。
ちょっと顔出して帰るぐらいならいいけど。
必ず来てよね、この時間いてよね、っていうやり方をしないのが、ポップインポップです。
好きな時間にきて、好きな時間に帰っていいよ、でもちょっとだけ顔を出していってよ。という、ふわっとした中間的なコミュニケーションスタイルです。
ポップ(出る)、イン(入る)
pop-in-pop(出たり入ったり)
という意図から、そういう名前にしたのだと思います。
ポップ・イン・ポップのやり方
超簡単です。
飲み会とか食事会など、集まる場を「〇時~△時に××でやってるから、好きな時間にきて、好きな時間に帰っていいよ」
とするだけです。
これだけでも、若手にはとても気楽に来てもらうことができると思います。
言い換えると、嫌なコミュニケーションをとると若手はすぐに帰ってしまいますので、先輩ニキたちの腕の見せ所です。
ポップ・イン・ポップ・・・でもきっと!
「いつでも来て、いつでも帰っていいよ。」となっていても、意外と寂しがり屋な若手はわりと居続けたりするんではないでしょうか。
僕は会社の集まりは、最初から最後まで居続けるタイプです。
一人でいるのが好きだけど、たまには人と居たい。
居心地が良ければ、ずっと話が続くのも若手です。
半自由で、今どきの若手たちと今の時代にあったコミュニケーションをしていきましょう。
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