脱下請け! 大手の言いなりになるな! 主導権をつかめ!


小倉氏「日本には素晴らしい技術を持った中小企業が多くあります。当たり前です。日本の企業の99.7%は中小企業です。その中には高度経済成長を支えてきた技術力のある企業が含まれるのだから、素晴らしい技術を持った中小企業が多くあるのは当然なんです。」


こう熱く語るのは、福井でシステムエンジニアとして活躍すると自称する小倉氏であった――。


―― Project O ――


と、某番組のような、インタビュー雑誌のような出だしで自分を鼓舞する小倉です。

今日は休憩中に脱下請けの話題をしていて、「今日のブログのテーマはこれや!」というノリで脱下請けについて書きます。

勢いで書いたので、うまくまとまっていないかもしれませんが、気軽に読んでいただければと思います!


この記事は5分で読めます。



技術を持たない大手企業 vs 技術を持つ中小企業

日本はつくづく不思議な国ですよね。その技術は他にはない個性で、差別化されているはずなのに「これをああしてくれ、こうしてくれ」と言われるがままな下請け体質な中小企業。


「これ、もっと安く受けてや」と値切る元請け。

「YES...」とうつむきながらも受ける下請け。


まるで、御上に逆らったら倒産するのではないか・・・と不安で立ち向かえない姿が想像できます。


かつて会ったことのある社長で、臆病だけど人の良い社長。そういう人が、日本の優れた技術の下支えをしてくれているけど、理不尽な元受けからの要求によって疲弊する現実。


大手企業を批判するわけではないですが、もうちょっと仲良くしてもらえませんかね?

資金力やネットワーク力でイニシアティブを握って、折角の技術力を押しつぶさないでほしいです。

公平に扱ってほしい。ビジネスのパートナーとして。


漫画カイジの兵藤会長(悪)も言っておられます。

公平である必要はないが・・・・・・・・
 少なくとも・・・・・・・・・・
 公平感は客に与えねばならんのだ・・・・・・!

引用:賭博黙示録カイジ 兵藤和尊の台詞より


いや、そういうことじゃないんですけど。


しかし、今の大手の露骨間は辟易します。

アメリカなどは技術者や作り手を大切にしてくれます。

昔の日本も「士農工商」と農民(作り手)のポジションを上に置きました。しかし、今はどうでしょうか?

「士商工農」ぐらいになっていませんか?



なぜ、下請けのままなの?

下請けであるのに良いことはない。それがわかっていても下請けを続けてしまう企業。

どうしてでしょうか。


  • 元請けの仕事を断ったら、売上低減→資金繰りがうまくいかなくなる。
  • なんやかんや大変だったけど、今までこれでやってこれたから、これからも。
  • 脱下請けをする労力やリスクを背負いたくない。
  • 親父から受け継いできたものを守るためには我慢だ。


バッキャロー!


聖闘士星矢なら空まで吹っ飛ばされますよ。

正直、守りに入っている企業じゃ後は倒産するだけです。


過去の記事「人手不足廃業が増えているそうですね。でもこれからもっと増えますよ。」でも書かせてもらっていますが、これからは多くの企業が廃業していくんですよ。

チャレンジ精神もない企業が生き残れるわけないでしょう。


変わっていくことは怖い。リスクがあるのは怖い。でも、立ち向かっていかなければ座して死を待つだけです。そんな企業を続けて、そんな企業で社員を働かせて、そこに意味はあるのかい!(熱)



じゃあ、どうしたらいいんだよ!(悲)

訴求をすればいいんだよ!(怒)

どうして訴求をしたらいいかというと、まず下請け体質を脱却するために自力で走れる力を身につけなければいけません。

中小企業で、特に製造業はそれぞれの強みを持っているはずです。

それをまずは、アピールするんです。そして、集客して直接仕事をとるようにすればいいんです。


考えてみると、日本の企業はアピールが下手な企業が多すぎます。


今これだけWEBで簡単に訴求ができる時代なのに、いつまでもマゴマゴして、手をこまねいている企業の多さですよ。

時代の流れは今確実に「デジタル化」なんですよ。ようやっと、中小企業の多くがそこに乗り出してきているんです。


「わしら、デジタル化しとるけど?」


という、そこの社長!(社長がこんなブログ見るかはわかりませんが)


ホームページ作っても、作りっぱなしで終わりになってませんか?

昔ながらのホコリ被ったデザインになってませんか?

システムと連携させて効率的に顧客の育成や追客できてますか?

マーケティングして、ターゲットがどこか、分析していますか?

(ちゃんと営業ができていますか?)


アピール下手とは運用できていないということなんです。

大事なのはマーケティング×デザイン×システムの三位一体で進めることなんですよ。



少しずつ日本の中小企業は変わり始めているんです。

最近多くの企業さんとの打ち合わせに参加させてもらっていますが、意外とWEB訴求をしていきたいとか、直販をしていきたい企業さんが増えているんですよ。

これは、とてもいい傾向だと思うんですね。

今まで、代理店を通さないといけないから無理とか、OEMメインでフロントに出れないから訴求は無理と諦めてた企業が前向きに進もうとしている。


ちょっとしたCMですが、僕が勤務する会社では、そんな前に進みたい中小企業さん、特に製造業の方(メーカーさん)を応援しています。

マーケティング・デザイン・システムの提供を一気通貫で提供できるので、気になる製造業の社長はこの記事のコメントにてご連絡ください。


とにかく、1日1時間でも早く脱下請けに向けて動かないと取り残されていきます。



脱下請けでこんな素敵な未来が待っている

脱下請けするためには、多大な労力もありますが、素晴らしい未来も待っています


  • 安く買いたたかれることがないので、利益率アップ
  • 無理な納期を押し付けられないのでマンパワーで無理してやって社員をつぶすことが無くなる
  • 自分たちの本当の強みを発揮することができる
  • 主体的に行動することでやらされ感が無くなる
  • 純粋に楽しい仕事ができる
  • 職人が職人らしく仕事ができる
  • 仕事楽しすぎて脳汁でる~というハッピー野郎の育成ができる(?)


僕にはこの程度しか想像できませんでしたが、他にももっともっと素敵な未来が待っているはずなんです。今、空前の脱下請けブーム。下請けをやめ、自分たちの技術力と足で稼ぎだしましょう。


自分の会社を守れるのは自分たちだけです。主導権を握って、正しい意味で自分たちの価値を自分たちの手で付与していきましょう!



記事の振り返り

今回はライトテイストで記事を書きました。

僕が書く内容は結構お堅いテーマが多いので、「まったり読めるもんじゃねぇ」といわれたことがあります。まあ、ビジネスオタクだから仕方ないねw

でも、そこは意識して変えて、身構えずに読める記事を目指します。

堅っ苦しい内容を少しでも和らげて書いていこうと思いますので、応援をよろしくお願いします!

小倉のよっちゃん

福井で活動中の会社員システムエンジニア。ビジネス視点がかなり強く、作りたいものを作るよりも、結果が出ることを重要視する。使い手が使いやすいモノを提供して、おせっかいなほど親切な仕組みを世に解き放つ。高校生の頃からノベルゲームを作ったり、大学生の頃は小説を書いたりと、文章を書くのはわりと好き。デザインセンス皆無で、個人制作のCMSで「ラグジュアリーさ出すなら紫」と意気揚々と作ったが、デザイナーの先輩に「CMSにラグジュアリーさいる?ていうか紫はないわ」と言われた経験を持つ。

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福井のハッピー野郎のつぶやき

生涯最後の日に笑って逝きたいので、自分に関わる全ての人々をハッピーにしたいと思っているハッピー野郎の人生哲学・直近の出来事を掲載していく予定です。 福井で働くシステムエンジニアです。技術職の人間なので、IT・プログラミング・DB・WEB技術・インフラについても書いていきます。