人手不足廃業が増えているそうですね。でもこれからもっと増えますよ。
辛辣なタイトルからおはようございます。福井の小倉です。
2019年、現在順調に人手不足による廃業件数が増えているらしいですね。
少子化による予測されていた未来が来たわけですね。
とてもライトなタッチでこの文章を書いているのですが、これはムチャクチャ深刻な問題です。ということで、ブログのテーマとして挙げてみました。
どれぐらいの人手不足廃業が増えているんですか?
2013年~2018年の調査によると2013年の倒産企業数が34件から153件とおよそ5倍程度に拡大しています。
2016年から2017年は、およそ1.5倍増えています。2017年から2018年にかけても、およそ1.5倍です。このままいけば、2019年も1.5倍の倒産件数で推移し、230件と増えていくのではないかと僕は予測しています。
参考:株式会社帝国データバンク 特別企画:「人手不足倒産」の動向調査(2013~18 年)のPDFより
サイト記事:http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p190106.html
追い打ち、後継者不足による倒産件数の見通し
それだけではなく、現在中小企業経営者が後継者がいないことによる、倒産の危機が迫ってきています。その数は、2025年までに127万社が倒産するといわれています。
そのうちの半分は黒字倒産という、日本後退の未来が見えています。
少子化していることは周知の事実ですが、経済に大きく影響を及ぼし始めているという事実が浮き彫りになってきています。また、経営者たる素質・素質を持っている人材も少なくなってきています。
参考:2025年までに約60万社の中小企業が黒字倒産? 日本経済を揺るがす「後継者不足」の問題とは
これからどうしていくべき?
このような時代になることを考えてみると、経営者そして労働者ともども非常に不安定な社会を渡り歩く事になります。
経営者は、労働者たる社員に対して、不当な扱いをしてはいけません。また、マンパワーで業務を回転させているのであれば、仕組み化して業務改善し効率化を目指さなければいけません。
人手不足は変えようがないことを自覚した上で、デジタルの活用・テクノロジーの活用に踏み切っていく必要があります。
社内の体制、社員を大切にすることが今経営者がすべきことです。そして、社員を育て上げていかなければいけません。これは1社2社がやればいいのではなく、すべての企業がそうあるべきです。
そうでなければ、日本はさらなる景気後退、国際競争力を失っていきます。
労働者は、現在の人手不足により売り手市場に胡坐をかいてはいけません。他でもどうせ引く手あまただから、就職余裕と思っていると、自分が思っている以上に自分の市場価値がないことに気づかされます。
企業が求めているのは成果や結果が出せる人間であり、将来への投資をする価値がある人間です。胡坐をかき、成長しようとしない人間は雇いたくないのです。それが嫌ならば自分で起業すべきです。(もっとも、3年内の倒産確率は70%、10年以内は93%と言われている厳しいものですが)
自己の市場価値をつくりあげるには、日々の学習と練習。アイディアとひらめき力を鍛える。といった、自己成長をさせていかなければいけません。自分がしたくないことは致しません。というのは、その人の判断と考え方と人生ですから好きにすればいいですが、成長しようとし続けなければ、将来の自分が厳しい環境で生きる羽目になります。
経営者も社員(労働者)、双方ともに歩み寄り一致団結して企業の成功の為に頑張るべきです。そして、成長を続けていかなければいけません。
将来を予測し、自分を奮い立たせろ。
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