人をかばうことはいいことなのか?

こんにちは! 最近は今までにない経験が多く、反省の多い日々です。

僕の性格上、モノゴトま~るく収まってほしい、そのために最善を尽くすという傾向があります。


変にいがみ合って、傷つきあってほしくない。それを避けるために守ろうとすることが正しいと考えていました。

しかし、その考えが間違っているのではないか、と考えさせられました。



傷つかないことがいいこと?

そもそも傷つかないってことは、チャレンジをしないってことだと思います。

傷ついて、それが治って強くなるのが人なんですよね。

摩擦がおきて痛い思いをして、それでも立ち向かいながら進むから成長していけるし、人生を生き抜く力をつけられる。

傷つくことは怖いし、物理的だったら身体が痛いし、精神的だったら心が痛いし、それでも人はそれを乗り越えていける力を持っているはずなんです。

それを第3者が阻害してしまったら、どんどん弱くなるだけですよね。


世の中には「死ぬこと以外かすり傷」という人がいるように、傷ついたって死なないんだから、ケガすることを恐れちゃいけないんですよね。



相手を甘く見てない?

かばおうとするってことは、相手が弱いのでは?と潜在的に思っているからではないかと考えました。

それって相手に対して失礼な行為ですよね。

また、それによって強くなり成長できる機会を奪っていることになるのでは、と考えるようになりました。



誰かの代わりになろうとすることって、それ驕りじゃない?

誰かの為に身代わりになろうとすることって、すごく傲慢なことなのではないかとも思いました。

自分は自分で、他人は他人。これは、どこまで行ってもその通りで、生まれるときは一人で生まれ、死ぬ時もまた一人。

自分の人生を誰かに代わってもらうことはできないし、誰かの人生を自分が代わりにやることもできない。

なのにもかかわらず、誰かの代わりになろうというのは傲慢です。


自分の人生を全うするのであれば、誰かの代わりになっている場合ではないはずです。

性根の優しい人ほど、相手を守るために盾になって我慢しようとすることがありますが、それって本当に正しいことなのかを深く考える必要があると思います。



かばうってことは

物事の出来事を表に出さずに隠してしまうことなんですよね。

本来は問題が起きていたとしても、それが表に出なくなると、折角の問題解決をして成長するチャンスを無くすことになってしまうんです。

そのことを理解せずして、かばうっていうのは、「かばっている自分はこんなに優しいんだ」とヒロイックになっているだけの自己満野郎なのかもしれないです。



相手のことを考えるのであればこそ

本当に相手のことを思い、その人の立場を考え、感情を理解するのであればこそ、あえてかばわないという選択肢はおおいにありだと思います。



こういう時はかばうべき

とはいえ、「生死にかかわる状況」ならば、かばうべきだと思います。

例えば、子どもが暴力を受け、死ぬという判断をしようとしているのであれば、その時は「かばう」のが良いと思います。


辛いことがあっても必死で生きなければならない。
死にたくても生きなければいけない。
辛くても生きなければいけない。


これは母の言葉です。

心がボロボロになって、死を考えている人がいれば、そこはかばうというか、生に導ける人でありたいですね。



今回かばうという行為は、やるかやらないかって難しいところなんだと思いました。

とにかくかばう、まったくかばわない、極端にいくのではなく、状況を見て判断しながら行うべきことなんですよね。


僕がま~るくおさめようとしているのは、ただのエゴで思慮が浅かったと反省です。

これから誰もかばわないわけでもないですが、状況や相手のことを考えて判断したうえで行動に移していきたいです。

小倉のよっちゃん

福井で活動中の会社員システムエンジニア。ビジネス視点がかなり強く、作りたいものを作るよりも、結果が出ることを重要視する。使い手が使いやすいモノを提供して、おせっかいなほど親切な仕組みを世に解き放つ。高校生の頃からノベルゲームを作ったり、大学生の頃は小説を書いたりと、文章を書くのはわりと好き。デザインセンス皆無で、個人制作のCMSで「ラグジュアリーさ出すなら紫」と意気揚々と作ったが、デザイナーの先輩に「CMSにラグジュアリーさいる?ていうか紫はないわ」と言われた経験を持つ。

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生涯最後の日に笑って逝きたいので、自分に関わる全ての人々をハッピーにしたいと思っているハッピー野郎の人生哲学・直近の出来事を掲載していく予定です。 福井で働くシステムエンジニアです。技術職の人間なので、IT・プログラミング・DB・WEB技術・インフラについても書いていきます。